カーバッテリーのメンテナンス

カーバッテリーの交換寿命、へたりチェッカーと測定方法とは!?

車検の時、ガソリンスタンドで

バッテリーが弱っているので

交換時期ですよ

 

と言われたことがあるけど

本当に交換する必要があるの?

 

本当のバッテリーの性能を

正確に測る方法をご紹介します。

 

カーバッテリー現在の性能を測るには

カーバッテリーの一番の役目は

エンジンをかける事ですね。

 

バッテリーを交換する必要がある

というのはエンジンがかからなくなった時です。

 

エンジンさえかかってしまえば

バッテリー自体の性能が

多少下がっていても

問題ありません。

 

という事は

エンジンをかける性能=バッテリーの現在の性能

という事になります。

 

バッテリーの電圧は12Vという事になっていますが

充電直後や過放電などでバッテリーの充電状態が

良くない場合は

 

11V位まで落ちたりします。

 

おおよそ11Vから14.5V位の間で

変わってきます。

 

劣化していない

新しいバッテリーであれば

電圧テスターで12.5V前後で安定しています。

 

しかしこの電圧というのは

劣化したバッテリーだと

あてにならないのです。

 

つまり、電圧ではカーバッテリーの正確な

現在の性能はわかりません。

 

CCAを測定する

CCA(コールド・クランキング・アンペア)は

マイナス18度の温度で放電し30秒目の電圧が

7.2V以上となる放電電流の事

となっています。

簡単に言えば、極寒の中で30秒間放電できる電流値というかんじですね。

 

30秒間でどの位の電流が出せるのかという事です。

 

自動車のエンジンをかける時は

短時間ですが、非常に多くの電流が流れますので

 

その電流を疑似的に測定する事で

エンジンの始動性能がわかるという事です。

 

このCCA値にはバッテリーの性能ランクによって

基準値があります。

メーカーによって多少の上下があります。

 

CCAの測定方法

1、CCAテスターを使います

 

2、CCAテスターのクリップをカーバッテリーに取り付けます

 

3、CCAテスターに現在のカーバッテリーの電圧が表示されます。

電圧が12.5V前後であれば電圧は正常です。

11V代やそれ以下の場合は充電不足又は劣化の可能性があります。

 

4、エンターを一回押すと、バッテリータイプ選択になり上下三角でSLIを選択しエンター

 

5、次に上下でCCAを選びエンター

 

6、次に測定するバッテリーの標準CCA値を上下三角で決定しエンター

わからない場合の基準値はこのサイトに有りました。

あくまでもJISの基準値なので、製品によって異なるようです。

 

ちなみにホームセンターで購入した格安の40B19は

新品時のフル充電状態でCCA210位でした

 

JIS基準では270になっていますが。

安いのにはそれなりに理由があるのですね。

 

まあエンジン始動ができれば、問題ないので

あまり深く考えないようにしましょう。

 

 

7、エンターキーを押すと測定結果が表示されます

このカーバッテリーは158という値になりました。

 

グリーンランプが点いていますので

標準からみてエンジン始動性能は良好となります。

 

充電が足りない場合は緑+黄ランプ

過放電要充電は黄+赤ランプ

バッテリー寿命や電極が故障している時は赤ランプが点灯します。

 

このCCAテスターはお値段が手ごろなので

個人の方でも手に入れやすいとおもいます。

 

私も何年も使っていて

重宝しています。

 

特に、車を車検に出す時など

このCCAテスターでバッテリーの状態を

確認してから見積してもらうと

 

バッテリー交換を進められた時に

きちんと判断できます。

 

カーショップなどでは

CCAテスターを使わずに

単に電圧のみで判断して

 

バッテリー交換をすすめられる

場合がありますので

CCAテスターを持っていれば

 

無駄な出費も抑えられるという

事になりますので役に立ちますよ。

使用しているCCAテスターはこちらです。

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