個人で100W位のソーラーパネルを使って
小さなソーラー発電所を作り
カーバッテリーに電気を蓄電して
活用する方法について
小型ソーラー発電の蓄電方法
家の屋根に乗っている太陽光発電(ソーラー発電)では
発電した電気は、そのまま電線に行き売電されます。
その為、いくら多くの電気をソーラー発電しても
その電気を溜めておくことはできません。
しかし個人で作る小型ソーラー発電では
その電気を蓄電して
夜間に使用する事も可能です。
その蓄電池としてカーバッテリーを活用します。
実際に稼働している 小型200Wソーラー発電所
私自信が、100Wのソーラーパネル2枚を並列につなぎ
200Wのソーラー発電をしていますが
その蓄電にカーバッテリーを使用しています。
カーバッテリーは40B19を4個用意していますが
実働は2個を並列に繋いで運用しています。
4個を並列に繋いでも使用できますが
電圧差が発生してしまうのと
使用する電気が大きくない為
2個で運用した方が
メンテナンスが楽なためです。
(注 電位差について それぞれのバッテリーの電圧に差が発生して、電圧の高いバッテリーから低い物に電気が流れてしまうため。あまりよろしくないようです。)
小型200Wソーラー発電所の構成
100Wの太陽電池2枚を並列に接続
逆流防止ダイオードを途中に入れて
片方の太陽電池が日陰になった場合でも
電気が一方の太陽電池に行かないようになっています。
壁立てかけにしていますので
下の土の部分はT型にして
杭で地中に打ち付けてあります。
ケーブルはサッシの水抜き穴から室内に引き込み
充電コントローラーに入れます。
充電コントローラーから途中にヒューズとブレーカーを入れて
カーバッテリーとDC-ACコンバーターに分岐しています。
DC-ACコンバーターは200Wで
カーバッテリーに直接ワニ口クリップで
シガーソケットを付けています。
DC-ACコンバーターで100Vの家電機器を使用
シガーソケットで12Vのカー用品や
変換アダプターなどを使い
家電品の充電や使用ができるようにしています。
ソーラー発電の電気の用途
バッテリーから直接12Vを取り出して使う方法と
インバーターで100Vにして使う方法があります。
実際100Vで使う場合は、以下のような物に使用しています。
1、LED照明(100V)0.5Ah
5Wの電球タイプをしようしていますが、消費電力が少ないので
長時間使う事ができます。
2、スマホやエネループ、モバイルバッテリーなどへの充電
USB経由で充電できる場合は、12Vのシガーソケットなどで
直接カーバッテリーから充電する方がロスが少なく効率が良いため
その方法で充電しています。
電圧計付きの2.1A出力があるタイプがおすすめです↓
タブレットも充電できて高速充電も対応しています。
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3、12Vのカー用品の使用
USB充電器、扇風機、などが主です。
最近では12V直流の扇風機などが出てきていますので
12Vで充電した電気を効率よく使用する事ができます。
4、直流のプラグ変換アダプターで色々な家電製品を使う
1.5/3.0/4.5/6.0/7.5/9.0/12.0Vの
プラグ式コンバーターです。
おもちゃや、プラグ入力の電気製品を
12Vシガーソケットから利用できます。
これを使うと、ほとんどの小物電化製品は
カーバッテリーから利用可能です。
ソーラー発電で貯めた電気を
有効活用するのに便利です。
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4、一人用ホットカーペット
これは、40Wの消費電力で弱や強の設定はありませんが
温度センサーがついているので、
自動にオンオフされます。
とても暖かくデスクの下で
使うと足先から温まりますし
座布団のように使えば下からポカポカします。
40Wなので、日中なら100Wソーラー発電のみで
まかなえる電力ですし、バッテリーに蓄電しておけば
夜間なども使用可能な電力です。
唯一、100W以下の小規模のソーラー発電で
暖房が使える商品になると思います。
カーボンヒーターなどは、最低でも150W以上になるため
すぐにバッテリーが上がってしまいます。
日中ソーラー発電していても、150Wを常に供給するのは
最低でも300W位のソーラーパネルを付けないと
難しいでしょう。
小規模ソーラー発電で使える一人用ホットカーペット↓↓
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5、USBひざ掛け+モバイルバッテリー
車中泊や、寒い日の就寝などに
USBひざ掛けとモバイルバッテリーを併用した
電気湯たんぽという使い方ができます。
USBひざ掛けはひざ掛けとして使用すると
あまり暖かく感じませんが
布団の中などの密閉された場所で使うと
かなり暖かくなります。
布団の足元付近にUSBひざ掛けと
USBモバイルバッテリー(10000mAh)を設置、
USBモバイルバッテリーは
日中にソーラー発電で充電します。
寝る30分前位にスイッチを入れておけば
布団に入る頃には暖かくなっています。
使用するモバイルバッテリーは
10000mAh以上の物が良いでしょう。
USBひざ掛けが0.5A位(6W)の消費電力なのですが
実際に測ったところ、10時間位は使用できます。
20000mAh のモバイルバッテリーで
USBひざ掛けを2枚同時に使えば
簡易型の電気式毛布が出来上がります。
温度はそれほど高くありませんが
程よい暖かさになるので
丁度良い感じになります。
冬場のキャンプや車中泊などに
簡易型の省電力電気毛布っぽい
使い方ができるので
面白いのではないでしょうか。
USBひざ掛けで、ヒーター取り外せ、カバーが洗える物↓↓
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モバイルバッテリーについて
価格が安くても品質が良い物がおススメです。
今回おすすめのCHEEROの
モバイルバッテリーは、実際に使ってみて
容量や価格、品質のバランスが良かった事
長い期間使用していますが
故障も無く安定して使えているという理由です。
USBひざ掛けなどに使う場合は容量が
10000mAh以上がおすすめです。充電時間6時間30分
USBひざ掛けでの使用時間約10時間
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13400mAhならこちら↓↓↓充電時間は約8時間
USBひざ掛けでの使用時間約13時間
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充電時間を考えて実用的なのは13400mAh位まででしょう。
20100mAhもありますが、充電時間が結構かかります。充電時間約11時間
USBひざ掛けでの使用時間約20時間
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USBひざ掛けを2枚併用して
足と腰のあたりに使えば
さらに暖かくなりますので
2枚使いには20000mahがおすすめですね。
ただソーラーパネルからの充電という事を
基準にすると、パネルへの日照時間が6時間位なので
最後の5時間位はカーバッテリーからの充電になるため
カーバッテリーの寿命に影響しますので
できれば、日照時間中に充電が完了するほうが
良いと思います。
6、電動ラジコンや電動エアーガン等のバッテリーの充電
12Vから充電する充電器が普通ですので
ソーラー発電+12Vバッテリーの本領が発揮できます。
普通は車のバッテリーから充電するので
エンジンをかけなくてはなりませんが
ソーラー発電なら発電しながら充電可能なので
ソーラーパネルと充電コントローラーを
ラジコンサーキットに持ち込んで
ソーラー発電でエコに充電して
ラジコンを楽しむ事が可能です。
私が使っている充電器はこちら
NiCD(ニッカド)1~15セル
NiMH(ニッケル水素)1~15セル
LiIon(リチウムイオン)1~6セル
LiPo(リチウムポリマー)1~6セル
LiFe(リチウムフェライト)1~6セル
Pb(鉛)2~20Vに対応しています。
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ソーラー発電のカーバッテリーへの蓄電では
あまり大容量の電化製品は使用できませんが
50W以下の製品であれば、
ある程度は普通に使用可能です。
不得意な物は熱を発生する製品や大型の物です。
昼間の6時間程度でフル充電して
夜間に使うというサイクルを考えると
あまり多くの電力は使えないと思ってください、
電気は蓄電して使うより
発電即利用するのが一番効率がよいので
日中日が当たっている時に使う方が良いでしょう。